こんにちは!ミクさんです。
歯列矯正を始める前は分からない事が多く、不安ですよね。
歯列矯正は口の中に矯正器具を付けるので、ご飯が食べにくくなります。
歯列矯正を始めてしまうと治療期間2年〜5年程、食べ物に制限が出てしまいます。
大人になってからの歯列矯正だと飲み会や付き合いなどで自分で食べ物を選ぶことができない場面も多く、私自身大変な思いをしました。
私は【表側矯正(上顎にアンカースクリュー)・治療期間3年】で歯列矯正をしていました。
歯列矯正の器具は装着した直後やワイヤーの調整をした直後は、
器具に力が加わっているため、何もしなくても取れてしまう事があります。
実際に起こった出来事として、
飲み会の唐揚げで器具が取れたり、
焼き鳥で串から食べたときに器具からバキッという音がしたり、大変な思いをしたことがたくさんありました。
私が実際に体験したことをもとに【食べ物についての悩み】【矯正期間中の食べ方の工夫】をお伝えできればと思います。
私は食べる事が好きなので、
歯列矯正中も矯正前と同じように「色々食べたい」と思ってましたが、私が好きなお肉やラーメンも食べにくい食べ物でした。。
好きな食べ物が制限されてしまうと悲しいですよね。。
私と同じように食べることが好きな人に今回お伝えする【食べ方の工夫】を参考にしていただければと思いこの記事を書きました。
歯列矯正中に注意が必要な食べ物を知ってもらい、工夫方法などを参考にしていただけると嬉しいです!
歯列矯正中の食べ物についての悩み
歯列矯正は、歯磨きなど歯のケアについては調べますが、
あまり調べる事がない ”食事” にも注意する必要があります。
矯正期間中の食べ物について、以下の悩みについてお話ししていきたいと思います。
- 食べにくい食べ物がある?
- 着色が気になる?
- 器具に詰まる?
- 食べやすいものはある?
矯正期間中は口の中に矯正器具を装着するので、
約2年〜5年程はご飯が食べにくく、また制限が必要な食べ物もあります。
制限が必要な食べ物って何?と思いますよね。
私も制限があることを知ったのが、歯列矯正を始めて器具を装着した日でした。
矯正器具を付けた時に「天ぷらは食べないようにしてください」と言われました。
理由は「衣で器具が壊れてしまう」という理由でした。
また、固い食べ物や弾力がある食べ物も「器具が壊れる」という同じ理由であまり食べないようにと言われました。
今まで歯列矯正について色々と調べてきましたが、
私含め、歯列矯正を始める前に ”食事” については調べる人は少ないんじゃないかなと思います。
私自身、歯列矯正を始めるときは、
費用や歯が並ぶかなという不安で頭がいっぱいで、
食事のことまで考えずに始めたので、食事の制限があることを知りませんでした。
実際に矯正期間中は、器具で歯を少しずつ動かしていくので、歯が動いている時には痛みがあったり、ムズムズ感があり、
固い食べ物は食べる事ができないので、自然と柔らかい食べ物を選ぶようになります。
どんなものが食べにくい食べ物だったかを次の章で紹介します。
歯列矯正中の食べにくい食べ物
矯正装置を付けると口の中に違和感があるので、ほとんどの食べ物が食べにくくなります。
また、矯正中の過程で噛み合わせも少しずれていくので噛み切る事が難しくなります。
その中でも、私が実際に矯正中に食べにくいと思った食べ物を紹介します。
<食べにくい食べ物>
- 唐揚げ
- 理由:衣が固いものは器具が壊れてしまう可能性がある。
- 体験談:飲み会で唐揚げを食べた時に「バキッ」という音がして、下側の器具が取れてしまった事があります。
- 理由:衣が固いものは器具が壊れてしまう可能性がある。
- 天ぷら
- 理由:衣が固いものは器具が壊れてしまう可能性がある。
- タコ
- 理由:弾力がある食べ物なので器具が壊れてしまう可能性がある。
- イカ
- 理由:タコよりは柔らかいが、弾力がある食べ物なので器具が壊れてしまう可能性がある。
- お肉
- 理由:大きかったり、歯応えがあるお肉だと噛み切る事ができない。
- 体験談:厚切り牛タン定食を食べた時に大きく歯応えがありなかなか噛み切る事ができなかったので、苦労しました。
- 理由:大きかったり、歯応えがあるお肉だと噛み切る事ができない。
- 麺類
- 理由:矯正器具に引っかかったり、噛み合わせが悪い状態では噛みきれないことが多く、喉に食べ物が引っかかってしまう。
- 体験談:家で冷凍パスタを食べた時に噛み切る事ができず、苦しい思いをしました。
- 理由:矯正器具に引っかかったり、噛み合わせが悪い状態では噛みきれないことが多く、喉に食べ物が引っかかってしまう。
次は着色が気になる食べ物や飲み物です。
歯の着色は矯正器具を付けたことによって、
歯磨きが難しくなるため、矯正を始める前よりも気になるようになりました。
<着色が気になる食べ物や飲み物>
- カレー
- チョコレート
- コーヒー
- 紅茶
これら全て食べ物や飲み物の中に含まれるものが原因で歯が着色してしまいます。
この【食べにくい食べ物】【着色が気になる食べ物や飲み物】の中には私が大好きな食べ物があるので、食べにくくても諦めたくなくて、自分なりの方法で食べやすく工夫して食べていました。
その工夫については後の章で紹介します!
歯列矯正中の食べやすい食べ物
食べにくい食べ物もありましたが、比較的に食べやすいなと思った食べ物もあります。
<食べやすい食べ物>
- ご飯
- 理由:粒が小さく口に運ぶ量も自分で決めて食べることができる。器具を付けた後など、歯が痛いときはお茶漬けやお粥にして食べることができる。
- パン
- 理由:基本的に柔らかく、手でちぎったり、自分で小さくして食べることができる。
- ハンバーグ
- 理由:ミンチ肉で柔らかいため、お箸で切り分けて、食べることができる。
- コロッケ
- 理由:お箸で切り分けて、食べることができる。
- スープ
- 理由:具材が入っていても基本的に柔らかい具材が多い。
- おすすめ:具が入っていないスープは矯正器具に具材が挟まることがないため、「小腹が空いたけど歯磨きめんどくさい」と思った時におやつ代わりに飲んでいました。
- 理由:具材が入っていても基本的に柔らかい具材が多い。
食べにくい食べ物の工夫
先ほど紹介した【食べにくい食べ物】【着色が気になる食べ物や飲み物】について、
どうしても食べたい時があったので、自分なりの方法で食べやすく工夫していました。
<食べやすい工夫>
- 唐揚げ
- 唐揚げで器具が取れた事があったので、できるだけ食べないようにはしていました。どうしても食べたい時があるので、スーパーの冷凍で売っている唐揚げを買って家の電子レンジで温めると、衣が柔らかくなるので衣を柔らかくして食べていました。
- おすすめ:スーパーの唐揚げ(電子レンジで温め)、ローソンのからあげクン
- 唐揚げで器具が取れた事があったので、できるだけ食べないようにはしていました。どうしても食べたい時があるので、スーパーの冷凍で売っている唐揚げを買って家の電子レンジで温めると、衣が柔らかくなるので衣を柔らかくして食べていました。
- 天ぷら
- 天丼にして温かいつゆを天ぷらの上からかけると少し衣が柔らかくなるので、衣を柔らかくして食べていました。
- おすすめ:お弁当屋さんの天丼
- 天丼にして温かいつゆを天ぷらの上からかけると少し衣が柔らかくなるので、衣を柔らかくして食べていました。
- タコ
- 弾力があるので、小指の第一関節くらい小さく切って食べるようにしていました。
- おすすめ:たこ焼き(具材小さく切る)
- 弾力があるので、小指の第一関節くらい小さく切って食べるようにしていました。
- イカ
- 弾力があるので、小指の第一関節くらい小さく切って食べるようにしていました。
- お肉
- 焼肉の時は、ハサミで一口サイズに小さく切ると食べやすくなります。
- 麺類
- 噛み切る事が難しい状態の場合、極力麺類は避けた方がいいと思いますが、どうしても食べたいときは、麺を短く切った状態で茹でたり、いつもより長い時間茹でると、麺が柔らかくなり食べやすくなると思います。
小さく細かくすると、全体的に食べやすくなります。
私はお肉が好きなので、焼肉の時には常にハサミをスタンバイして小さく切って食べていました。
1枚のお肉を半分くらいにして小さくしてから食べるので、口に運ぶ回数が多くなり、矯正前より量は食べてなかったですが、お腹はいっぱいになっていました。
少しずつ食べるので、食べ過ぎ防止にも良かったんだと思います。
<着色が気になる食べ物や飲み物の工夫>
- カレー、チョコレート
- 私の工夫方法は簡単ですが、着色しそうなもの食べた後はお水を飲むようにしていました。
- 私以外の歯列矯正の経験がある方の工夫方法は「矯正歯科では歯のお掃除もしてもらえるので、矯正器具を調整してもらう前日に着色しそうなものを食べてた」と言っていましたので、それぞれ工夫方法があるようです。
- コーヒー・紅茶
- カレーやチョコレートと同じで飲んだ後はお水を飲むようにしていました。また、ストローで飲むと前歯に直接当たらないため着色しにくかったです。
- 私は毎日ホットコーヒーを飲むので、温かいものも飲める「折りたたみ式のストロー」を買って使っていました。※ストローで熱いものを飲む時は十分に冷ましてから注意して飲んでください🙇♀️
- カレーやチョコレートと同じで飲んだ後はお水を飲むようにしていました。また、ストローで飲むと前歯に直接当たらないため着色しにくかったです。
まとめ
今回は実際の歯列矯正の経験をもとに、
【食べにくい食べ物】【着色が気になる食べ物や飲み物】の紹介と、
矯正期間中にどのように工夫して食べていたのか、工夫方法を紹介しました。
治療方法によって口の中の状態が異なると思いますので、
「食べ物の制限が必要」と矯正歯科の先生に言われた方は、しっかり先生の言うことを聞いて制限することが一番大切です。
今回は ”歯列矯正中の食事” について、記事を書きました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
また、歯列矯正の体験談について記事にできたらと思います。
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